スプレッドシート|DETECTLANGUAGE関数でセルの言語を自動判定

スプレッドシート|DETECTLANGUAGE関数でセルの言語を自動判定
目次

スプレッドシート|DETECTLANGUAGE関数でセルの言語を自動判定

スプレッドシート|DETECTLANGUAGE関数でセルの言語を自動判定

スプレッドシートにはDETECTLANGUAGE関数というセル内に入力されている言語を自動で判定してくれる関数があるのをご存じでしょうか?

Google翻訳で知らない言語を翻訳しようとした際に翻訳のテキストフィールドに知らない言語をコピペすると予想される言語を教えてくれた経験がありますよね。

DETECTLANGUAGE_Google翻訳

スプレッドシートはGoogleが提供する表計算ツールなので、Google翻訳の機能と連携されています。

以前紹介したGOOGLETRANSLATE関数と同様に上で紹介した言語を自動で判別する機能もスプレッドシートにはDETECTLANGUAGE関数として実装されています。

Google翻訳を有するGoogleが提供するスプレッドシートだからこそ存在するDETECTLANGUAGE関数の使用方法を今回はご紹介いたします!

また、GOOGLETRANSATE関数と組み合わせることでこちらのDETECTLANGUAGE関数はより便利に使えますので、組み合わせによる使用方法もご紹介いたします!

DETECTLANGUAGE関数の使用方法

早速、DETECTLANGUAGE関数の使用方法を解説していきます。

DETECTLANGUAGE関数の構文は以下です。

構文

DETECTLANGUAGE(テキストまたは範囲)

DETECTLANGUAGE関数 ドキュメント エディタ ヘルプ

引数としてセルを選択するか、””(ダブルコーテーション)で囲って直接判定したい言語を入力することが可能です。

ひとつ注意点なのが、判定して結果として返される値は言語コードなので、言語コードを調べる必要があります。

よく使われる言語コードをまとめておきます。

言語言語コード
日本語ja
英語en
中国語zh
韓国語ko
スペイン語es
ドイツ語de
フランス語fr

また、下のリンクではGoogleTranslate関数で使用できる言語コードをまとめてくださっているので、参考にしてみてください。

GoogleTranslateで使える国名コード一覧

画像を用いてDETECTLANGUAGE関数の使用方法を解説してきます。

下の画像で「こんにちは」と入力されているセルの言語を判別します。
今回は右隣のセルにDETECTLANGUAGE関数を入力していきます。

DETECTLANGUAGE関数_使用方法

[Enter]を押して、入力を完了すると参照したセルの言語に紐づく言語コードが結果として表示されます。

DETECTLANGUAGE関数_使用方法

使用方法はとても簡単ですね!

しかし、これだけでは活用方法のイメージが湧かないので、GOOGLETRANSLATE関数と組み合わせたDETECTLANGUAGE関数の活用方法を紹介していきます!

DETECTLANGUAGE関数をGOOGLETRANSLATE関数と組み合わせて使用する

判定したセルの言語コードが結果として返されるDETECTLANGUAGE関数の特性を利用して、GOOGLETRANSLATE関数と組み合わせた活用方法について解説していきます。

GOOGLETRANSLATE関数については知っている前提で解説していますので、GOOGLETRANSLATE関数をまだ知らない方はこちらをご覧ください。

GOOGLETRANSLATE関数とDETECTLANGUAGE関数を組み合わせてセル内の言語を自動で判別して翻訳してくれる機能をスプレッドシートに実現できます。

実現方法を以下で解説していきます。
今回はセルに入力した言語を自動で判別して日本語に翻訳します。

翻訳結果を表示するセルに以下のように入力します。

=GOOGLETRANSLATE(A3,DETECTLANGUAGE(A3),"ja")
DETECTLANGUAGE関数_GOOGLETRANSLATE関数_組み合わせ

入力を完了すると、以下のように自動で言語を判別して翻訳してくれます。

DETECTLANGUAGE関数_GOOGLETRANSLATE関数_組み合わせ

下のようにベトナム語の文章を入力しても自動で言語を判別して日本語にしてくれます。

DETECTLANGUAGE関数_GOOGLETRANSLATE関数_組み合わせ

自動で言語を判別して翻訳してくれる機能が実装できれば、こちらを応用して様々なことができそうですね!

まとめ:DETECTLANGUAGE関数で言語を自動判別

Google翻訳を有するGoogleが提供する表計算ツールスプレッドシート独自のDETECTLANGUAGE関数を紹介させていただきました。

本記事で紹介させていただいた内容のまとめです。

・DETECTLANGUAGE関数は言語を自動判別してくれる機能
・DETECTLANGUAGE関数で返される結果は言語コード
・GOOGLETRANSLATE関数との相性が良いので組み合わせて活用できる

多くの現場ではExcelが利用されていることが多いですが、DETECTLANGUAGE関数やGOOGLETRANSLATE関数のようにスプレッドシートにしかない関数も存在します。

Excelとスプレッドシートそれぞれのできることを理解して作業にあったツールを選ぶことで作業効率を向上できます!

Excelにはないスプレッドシートの関数を以下のボタンリンク先でまとめていますので、興味を持った方は是非ご覧ください!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

文系出身の社内SEブロガー。
大学時代に語学留学、ワーキングホリデーを経験、大学卒業後は新卒でSIerにSE(システムエンジニア)として就職し、落ちこぼれて退職。
1年間フリーターとしてスニーカーを販売した後に商社の社内SEに転職。
意識高そうで低そうな経歴で、いつも何か行動しなくてはと必死です。
趣味はギター、ベース、スケボー、読書、ファッションと筋トレを少々。
見てくれたらうれしいです。

コメント

コメント一覧 (1件)

コメントする

目次