スプレッドシート|DETECTLANGUAGE関数でセルの言語を自動判定
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スプレッドシートにはDETECTLANGUAGE関数というセル内に入力されている言語を自動で判定してくれる関数があるのをご存じでしょうか?
Google翻訳で知らない言語を翻訳しようとした際に翻訳のテキストフィールドに知らない言語をコピペすると予想される言語を教えてくれた経験がありますよね。
![DETECTLANGUAGE_Google翻訳](https://to-become-human.com/wp-content/uploads/2021/06/DETECTLANGUAGE_Google翻訳-1024x413.png)
スプレッドシートはGoogleが提供する表計算ツールなので、Google翻訳の機能と連携されています。
以前紹介したGOOGLETRANSLATE関数と同様に上で紹介した言語を自動で判別する機能もスプレッドシートにはDETECTLANGUAGE関数として実装されています。
Google翻訳を有するGoogleが提供するスプレッドシートだからこそ存在するDETECTLANGUAGE関数の使用方法を今回はご紹介いたします!
また、GOOGLETRANSATE関数と組み合わせることでこちらのDETECTLANGUAGE関数はより便利に使えますので、組み合わせによる使用方法もご紹介いたします!
DETECTLANGUAGE関数の使用方法
早速、DETECTLANGUAGE関数の使用方法を解説していきます。
DETECTLANGUAGE関数の構文は以下です。
DETECTLANGUAGE(テキストまたは範囲)
DETECTLANGUAGE関数 ドキュメント エディタ ヘルプ
引数としてセルを選択するか、””(ダブルコーテーション)で囲って直接判定したい言語を入力することが可能です。
ひとつ注意点なのが、判定して結果として返される値は言語コードなので、言語コードを調べる必要があります。
よく使われる言語コードをまとめておきます。
言語 | 言語コード |
---|---|
日本語 | ja |
英語 | en |
中国語 | zh |
韓国語 | ko |
スペイン語 | es |
ドイツ語 | de |
フランス語 | fr |
また、下のリンクではGoogleTranslate関数で使用できる言語コードをまとめてくださっているので、参考にしてみてください。
GoogleTranslateで使える国名コード一覧
画像を用いてDETECTLANGUAGE関数の使用方法を解説してきます。
下の画像で「こんにちは」と入力されているセルの言語を判別します。
今回は右隣のセルにDETECTLANGUAGE関数を入力していきます。
![DETECTLANGUAGE関数_使用方法](https://to-become-human.com/wp-content/uploads/2021/06/DETECTLANGUAGE_使用方法_1-1024x384.png)
[Enter]を押して、入力を完了すると参照したセルの言語に紐づく言語コードが結果として表示されます。
![DETECTLANGUAGE関数_使用方法](https://to-become-human.com/wp-content/uploads/2021/06/DETECTLANGUAGE_使用方法_2.png)
使用方法はとても簡単ですね!
しかし、これだけでは活用方法のイメージが湧かないので、GOOGLETRANSLATE関数と組み合わせたDETECTLANGUAGE関数の活用方法を紹介していきます!
DETECTLANGUAGE関数をGOOGLETRANSLATE関数と組み合わせて使用する
判定したセルの言語コードが結果として返されるDETECTLANGUAGE関数の特性を利用して、GOOGLETRANSLATE関数と組み合わせた活用方法について解説していきます。
GOOGLETRANSLATE関数については知っている前提で解説していますので、GOOGLETRANSLATE関数をまだ知らない方はこちらをご覧ください。
GOOGLETRANSLATE関数とDETECTLANGUAGE関数を組み合わせてセル内の言語を自動で判別して翻訳してくれる機能をスプレッドシートに実現できます。
実現方法を以下で解説していきます。
今回はセルに入力した言語を自動で判別して日本語に翻訳します。
翻訳結果を表示するセルに以下のように入力します。
=GOOGLETRANSLATE(A3,DETECTLANGUAGE(A3),"ja")
![DETECTLANGUAGE関数_GOOGLETRANSLATE関数_組み合わせ](https://to-become-human.com/wp-content/uploads/2021/06/DETECTLANGUAGE_GOOGLETRANSLATE関数_組み合わせ-1024x466.png)
入力を完了すると、以下のように自動で言語を判別して翻訳してくれます。
![DETECTLANGUAGE関数_GOOGLETRANSLATE関数_組み合わせ](https://to-become-human.com/wp-content/uploads/2021/06/DETECTLANGUAGE_GOOGLETRANSLATE関数_組み合わせ_2-1024x434.png)
下のようにベトナム語の文章を入力しても自動で言語を判別して日本語にしてくれます。
![DETECTLANGUAGE関数_GOOGLETRANSLATE関数_組み合わせ](https://to-become-human.com/wp-content/uploads/2021/06/DETECTLANGUAGE_GOOGLETRANSLATE関数_組み合わせ_3-1024x430.png)
自動で言語を判別して翻訳してくれる機能が実装できれば、こちらを応用して様々なことができそうですね!
まとめ:DETECTLANGUAGE関数で言語を自動判別
Google翻訳を有するGoogleが提供する表計算ツールスプレッドシート独自のDETECTLANGUAGE関数を紹介させていただきました。
本記事で紹介させていただいた内容のまとめです。
・DETECTLANGUAGE関数は言語を自動判別してくれる機能
・DETECTLANGUAGE関数で返される結果は言語コード
・GOOGLETRANSLATE関数との相性が良いので組み合わせて活用できる
多くの現場ではExcelが利用されていることが多いですが、DETECTLANGUAGE関数やGOOGLETRANSLATE関数のようにスプレッドシートにしかない関数も存在します。
Excelとスプレッドシートそれぞれのできることを理解して作業にあったツールを選ぶことで作業効率を向上できます!
Excelにはないスプレッドシートの関数を以下のボタンリンク先でまとめていますので、興味を持った方は是非ご覧ください!
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