基本情報技術者試験(FE)に合格した勉強方法!
今年の春からまた新たに新社会人としてSEというお仕事を始めたかたが多くいらっしゃると思います。
そんな皆さんが会社から言われているであろうことが、、、
基本情報技術者試験(FE)に合格すること!
いきなり立ちはだかる高い壁です、、、
こちらは国家資格となっており、IT企業は社内この資格の取得者数を公開しているそうで、会社のエンジニアレベルを表す指標となっています。
必ずしも基本情報技術者試験に合格したからと言って、エンジニアとして優秀であるとは限らないのですが。。。一応そういうことになってます!
そういった背景もあり、あなたが入社したIT企業もあなたに基本情報技術者試験に合格してもらおうと躍起になるはずです!!
そこで、大学時代は文系、元新卒プログラミング未経験SE~落ちこぼれSEでも合格できた勉強方法をお知らせいたします!
ちなみにそんなよくわからないわたしのプロフィールがこちら
基本情報技術者試験(FE)とはどんな試験?
受験の対象者像はこんな方らしいです。
少なくともわたしは意識してなかったですね。。。
対象者像
https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/fe.html
高度IT人材となるために必要な基本的知識・技能をもち、実践的な活用能力を身に付けた者
試験は下の表の形式で実施されます
午前 | 午後 | |
試験時間 | 150分 | 150分 |
出題形式 | 多肢選択式(四肢択一) | 多肢選択式 |
出題数 | 出題数:80問 | 出題数:11問 |
解答数 | 解答数:80問 | 解答数:5問 |
とても長い試験なので、当日の体調管理はしっかりとしましょう!
業務と役割は以下であるとのことです。
業務と役割
基本戦略立案又はITソリューション・製品・サービスを実現する業務に従事し、上位者の指導の下に、次のいずれかの役割を果たす。https://www.jitec.ipa.go.jp/1_11seido/fe.html
基本情報技術者試験合格者に期待される業務と役割は以下と述べられています
(1) 需要者(企業経営、社会システム)が直面する課題に対して、情報技術を活用した戦略立案に参加する。
(2) システムの設計・開発を行い、又は汎用製品の最適組合せ(インテグレーション)によって、信頼性・生産性の高いシステムを構築する。また、その安定的な運用サービスの実現に貢献する。
ただ、基本情報技術者試験に合格したからと言って上記に記載のことができるよう一切にはならないので、合格後の自己啓発と経験を重ねていくことが重要です!
FEに合格していなくても優秀なエンジニアはいますし、わたしのように合格して落ちこぼれてしまっている人もいます。
合格しないからといって、エンジニアとして活躍できないわけでもないし、合格したからといって活躍できるわけではないので、FEの結果に対して良い意味でも悪い意味でも大きく期待しないでください。
そちらを踏まえた上で早速わたしの実践した勉強方法についてお話します!
初学者のための効率的な基本情報技術者試験(FE)合格勉強法
しっかり勉強して基本的な知識を身に着けても良いかもしれないです。
しかし、社会人になり給料も学生時代より多くもらえるようになった今、あなたはきっといそがしいですよね?
仕事もプライベートもはたまた本当に自分がしたい勉強がある方もいらっしゃると思います。
そんな中で会社に言われた何のためになるのかわからない試験勉強に時間をかけるのはナンセンス!
基本情報技術者試験は午前問題も午後問題に分かれています。
そのいずれも60点を取れば合格できます。
100点を取る勉強は無駄とは言いませんが、目標を合格とするのであれば効率的とは言えません!!!
わたしは午後問題を自己採点の結果、61点で合格しています。
当時の会社が外注していた研修担当の方からは「最小限の努力で合格した、美しい結果だ。」と言われました。
煽られてるだけ?(笑)
なんにせよ不本意な試験勉強は最小限のリソースで行い合格してしまいましょう!
そこで!文系卒の落ちこぼれSEでも受かった効率的、最小限の努力で基本情報技術者試験に合格した勉強法をお伝えいたします。
午前問題の勉強方法 – ひたすらに過去問道場!
午前問題は基本的なIT知識を問われる4択回答の中から1つ正解の回答を選ぶものです。
まず、基本情報技術者試験に合格したいのであれば、過去問道場はブックマークしておきましょう。
合格者の中でこのサイトを利用したことない人っているんですかね?
ってくらい基本情報技術者試験の勉強に利用されているサイトで、四者択一の午前問題をランダムに出題してくれるサイトです。
まずはこちらで問題と解答を覚えるくらいに午前問題をひたすらに解いていきましょう!
脊髄反射で回答できるくらい覚えちゃって大丈夫です。
というのも午前問題の約6割は過去の問題からの出題なので、理論上は過去問をすべて丸暗記できれば、午前問題は合格できます。
全部丸暗記はさすがに無理、、、と思うかもしれませんが、四者択一問題ということは1問あたり4分の1確率で正答できるので、分からない問題は適当に回答しても25%の確率で正解しているはずです!
午前問題は過去問道場をひたすらに解いて大体安定して80点をキープできるようにしておきましょう!
午後問題の勉強方法 – 問題を見て解けそうな問題を見極めるべし!
午後問題はすべての問題に解答する必要はなく、自分が解けそうな問題を選択します。
ですので、自分が解けそうな問題を知っておくことが最重要です。
自分の得意を知るための手順は以下。
①過去問を1回分全部に目を通す。
合格者の多くが使っている過去問題集はこちらでしょう。
②参考書に一通り目を通す。
わたしが使っていた参考書は猫の絵がかわいい以下です。
上記のプロセスを踏めば、自分が得意な問題が分かってくると思います。
わたしのおすすめの問題は以下です。
- 情報セキュリティ(必須)
- データベース※
- ネットワーク※
- プロジェクトマネジメント※
- 経営戦略・企業と法務※
- データ構造及びアルゴリズム(必須)
- 表計算ソフト(プログラミング未経験者にはおすすめ)
文系のわたしの場合は国語の問題に近い問題に偏った問題を選択していました。
多くの初学者にとってもそれが良いかと思います。
「※」を付けた問題はほぼ国語の問題なので、わからないとこを先ほど紹介した参考書を使って補足しながら過去問を解いていれば、そこまで勉強に時間をかけなくても問題ないでしょう。
初学者はアルゴリズムとソフトウェア開発の勉強に時間を掛けた方が良いです。
アルゴリズムの勉強は下の書籍を利用していました。
アルゴリズムについての簡単な考え方についてはいつか書いてみたいです。
自分の勉強と振り返りのためにですが。。。
以上がわたしが最小限の勉強料で基本情報技術者試験(FE)に合格した勉強方法です!
参考になれば幸いです!
基本情報技術者試験(FE)合格勉強法まとめ
勉強の指標が決まるだけでかなり気持ちが楽になるのではないでしょうか?
繰り返しになりますが、基本情報技術者試験に合格した、不合格だったからといってそれがあなたのITエンジニアとしての評価が決まるわけではありません。
なので、合格できなくても必要以上に落ち込む必要はありませんし、合格したからと言って安泰なんてことはありませんので、いずれにせよ今後の自己研鑽は必要です。
それでも合格できないことで会社や上司から圧力を感じる、、、
そんなことがないように基本情報技術者試験(FE)はパパっと終わらせて、自分の本当にやりたいことに時間を掛けられるように皆さんを応援しています!
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