【エクセル】ROW関数で通し番号を振る方法|変わらない連番を付ける関数
この記事ではExcelで連番を自動で採番するROW関数について解説しています。
Excelで表を管理する際に連番を付けて管理することってありますよね?
そんな時に”1″と入力して、オートフィルで連番を付けると行を削除したり追加した時に連番を修正する必要があります。
連番を付けなおす手間をなくして、変わらない通し番号を付けてくれるのがExcelのROW関数です!
使い方や応用についても説明していきます!
ROW関数で行番号を取得する
ROW関数は行番号を取得する関数です。
セルに以下のように記述することで番号を取得することができます。
=ROW()
例えば、2行目、5行目、8行目にあるセルに上のROW関数を記述すると以下のような結果になります。
上のようにROW関数は行番号の数値を取得する関数です。
そして、取得した行番号の数値を利用して連番を付けていきます。
ROW関数を用いた連番の付け方
先ほど記述方法を紹介したROW関数を用いて連番を付けていきます。
以下のような表があるとします。
ROW関数を用いてこの表のA列目に連番を振っていきましょう。
このままヘッダー行(1行目)の下からROW関数を記述してしまうと”2″から始まるおかしな連番になってしまいます。
上の画像のように半端な数字から始まることを避けるために、ROW関数の行番号の数値が返されるという機能を活用します。
表のように2行目を始点として”1″から連番を振っていきたいのであれば、2行目のセルで取得したROW関数の数値から”-1″してあげれば良いのです。
=ROW()-1
上のように記載すると下の画像のように正しい連番を取得することができます!
もし3行目から始めて連番を取得するのであればROW関数で取得した値から”-2″、4行目なら”-3″としていけば正しい連番を取得できるというわけです。
ROW関数を使用することで行を削除・追加しても自動で連番が修正されます。
まとめ:ROW関数で連番を付ける
ROW関数を使って、行番号を取得して表に連番を付ける方法をご紹介いたしました。
この記事の内容をまとめると以下です。
- 「=ROW()」でセルの行番号を取得できる
- 「=ROW()」で取得した値より”1″小さい数を引いて連番の開始値にする
- オートフィルですべての行にコピーで連番が取得できる
- 途中の行を削除しても自動で行番号が修正される
ROW関数を使用して行の追加・削除をしていくことが多い表の管理を効率化してみてはいかがでしょうか?
参考になれば幸いです!
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