2021年流行らせたい言葉「ソーシャルパワープレイヤー」とは?
こんにちは、アンチソーシャルパワープレイヤーのsakanaです。
最近わたしの周りで使われている言葉で「パワープレーヤー」という言葉があります。
普通、「パワープレイヤー」と聞くと、スポーツなどでフィジカルを活かした積極的なプレイをする選手のことを表現するのに使われます。
わたしの周りで使われている意味での「パワープレイヤー」はマウントや同調圧力をふんだんに使ったコミュニケーションスタイルで周りをモヤっとさせるひとを皮肉を込めて分類化した言葉です。
スポーツで使われる「パワープレイヤー」と区別するためにこの周りをモヤっとさせるコミュニケーションスタイルのことの正式名称を「ソーシャルパワープレイヤー」と呼びます。(以下、パワープレイヤー)
「ソーシャルパワープレイヤー」は今この記事を書きながら考えました。。。
まだ十分とは言えませんが、パワハラのような言動に対しては会社や組織では徐々に対策がなされています。
しかし、プライベートな場でのマウントや同調圧力は対策が難しいです。
そのため!「パワープレイヤー」のような周りが嫌な気持ちになるコミュニケーションスタイルがあることを個人が理解して、「パワープレイヤー」とは関わらない・「パワープレイヤー」のような言動をとらないことが大事だと考えています!
なので、この言葉ぜひとも流行らせていきたい!
この記事ではパワープレイヤーの派生語やパワープレイヤーの具体例、わたしの周りで行っている対策などについてお話していきます!
パワープレイヤーの派生語
いきなり、新しい概念の言葉「パワープレイヤー」を紹介されて「派生語と言われても。。。」と思うかもしれないですが、大した派生語はありません。
それでは紹介していきます!
パワープレイ
こちらは上の「パワープレイヤー」の説明を見た方にとっては分かりやすいと思います。
「パワープレイ」はマウントや同調圧力によるコミュニケーションそのもののことです。
使用例は以下です。
「○○くん、最近パワープレイ多くない?気を付けた方が良いよ。」
パワープレイヤーという言葉ができてから自然発生的にできた言葉がこの「パワープレイ」です。
以降、パワープレイヤーになりうる言動については「パワープレイ」と呼んでいきます。
PP(ピーピー)
パワープレイヤーにはすでに略語があります。そちらが「PP(ピーピー)」です。
パワープレイヤーを英語表記にした際の”Power Player”の頭文字をとったものです。
また、こちらはパワープレイの略語としても使われるので、文脈でどちらの意味で使われているのかを判断するする必要があります。
例文は以下です。
「それ、PP(ピーピー)だからもう二度としないで!」
あなたの周りにもパワープレイヤーという言葉が浸透してきたらこの「パワープレイヤー」という言葉を使っても良いでしょう。
また、この記事で新たに定義された正式名称「ソーシャルパワープレイヤー」の略として「SPP」(Social Power Playerの頭文字)も派生語になりえるでしょう。
NPPP(エヌピーピーピー)
こちらの言葉もソーシャルパワープレイヤーと同様、今思いつきました。
「NPPP」は”Non Power Play Policy”の頭文字をとったもので、あえて日本語に訳すとしたら、「パワープレイ禁止ルール」でしょうか。
訳した字の通り、「パワープレイをしてはダメ!」というルールのことです。
頭文字を使ってインテリに表現しました。
例文は以下。
「この会社はNPPPに則ているから、飲み会の強制参加は禁止しているんだ。」
ぜひ、会社や組織などにも浸透していただきたい言葉ですね。
パワープレイヤーの代表的な具体例
パワープレイヤーの意味やそれに対する派生語も知ったうえで、一体パワープレイヤーとは具体的にはどんな人なのかを紹介していきたいと思います。
きっとあなたの周りにもこんなコミュニケーションスタイルの人がいるのではないでしょうか?
もしくは、あなたも無意識のうちにパワープレイをしてしまっている可能性がありますので、具体例を知っておきましょう!
「は?ノリ悪くね?」
「は?ノリ悪くね?」
この言葉を言ったことがある方は既にパワープレイヤーである可能性が非常に高いので、要注意です。
相手の都合を考えずに自分の思い通りにならないことを相手が悪いかのように言うこの態度は紛れもないパワープレイ。
わたしの経験上、「は?ノリ悪くね?」やこれに準ずる言葉を使う人は常習的にパワープレイヤーであることが多いです。
本人は冗談のつもりで言っているかもしれませんが、言われた側からすると全く面白くないうえにめちゃくちゃめんどくさいです。
「は?ノリ悪くね?」やこれに準ずる言葉は基本的に使うシーンは無いと考えた方が良いでしょう。
マウントを取るためのタメ口
仲良くなるためのコミュニケーション方法としてタメ口を使う方法は存在すると思います。
しかし、中には自分が上位であることを示すため、つまりマウントを取るためにタメ口を使ってくる人がいます。
そんなタメ口を使う人は相手のパーソナルエリアにずけずけと入りこむ、まさにソーシャルパワープレイヤーの典型と言えるでしょう。
よく言われることですが、店員さんに対するタメ口はこれに値するでしょう。
特に接客業をしたことがある人はよく分かると思いますが、(マウントを取るための)悪意のあるタメ口とそうでないタメ口は全然違います。
悪意のあるタメ口を使う人にタメ口を注意するとよく言うことが以下ですね。
「ただのコミュニケーションじゃん。」
それ、コミュ障ですよ。
いまだになれなれしく話すことがコミュニケーションだと思っている人がいますが、シーンを誤るとパワープレイヤーになってしまいます。
自分でどちらか判断できないのであれば敬語で話すことがベターでしょう。
スタ連・鬼電
もはや言葉としては死後の「スタ連」や「鬼電」。
知らないかたも多いと思いますので、一応それぞれの意味を説明しておきます。
スタ連
これはLINE用語で「スタンプ連打」の略です。
https://www.itmedia.co.jp/mobile/articles/1603/16/news018.html
構ってほしい時などにスタンプを連続で送ることです。
鬼電
鬼電とは、頻繁に電話することや電話の呼び出しが頻繁にあること。
http://zokugo-dict.com/05o/oniden.htm
鬼のように何度も電話を掛けることです。
若い頃にこういうコミュニケーションスタイルを取るひとが多かったのではないでしょうか?
しかし、電話に出ない、ラインに返事をしないということは相手には応答できない理由があるはずです。
あるいは相手はパワープレイヤーに対して返事をしたくないという気持ちが既にあるかもしれません。
相手の状況や関係性を考えないコミュニケーションスタイル、意外に思う方もいるかもしれませんが、こちらも立派なパワープレイです。
パワープレイになるかどうかは相手の状況や関係性によるので、自分勝手すぎるコミュニケーションはやめましょう。
パワープレイヤー対策
以上を踏まえて、パワープレイヤーとはどのような人を指すかが分かってきたかと思います。
それでは、そんなパワープレイヤーへの対策についてお話します。
パワープレイヤー対策についてはこれをすれば、パワープレイヤーを一瞬で根絶できるというブラックキャップのようなものはありません。
わたしたちにできることは自分自身がパワープレイヤーにならないことと身の回りの人をパワープレイヤーにしないことが大事です。
まずは自分自身がパワープレイヤーにならないこと
パワープレイヤーは誰もがなりうる場合があります。
寂しいときや自分を強く見せたいときに無意識にヒトはパワープレイヤーになってしまうことがあるのです。
パワープレイをしてしまいそうなときにこの「パワープレイヤー」という言葉と意味を知っておくことで、相手に嫌な思いをさせるかもしれないと自制できる可能性が高まります。
パワープレイヤーの大半は無意識にパワープレイを行っている方が多いです。
ひとりひとりが意識して行動することは、確実に世間からパワープレイを減らすことにつながるでしょう。
所属するグループにNPPPを適応する
さっそく、派生語のNPPPが出てきましたね。
このパワープレイヤーという言葉を使っているわたしの友人グループでは「パワープレイ即追放」というルールがあります。
「NPPP」はさっきできた言葉なので、まだ誰も使っていないです。。。
「パワープレイ即追放」のほうがポップで使いやすければ呼び方はどちらでも良いでしょう。
即追放と言いながら、実際にはそこまで厳しくはないのですが、明らかに良くないコミュニケーションはなくなり、平和なコミュニティが維持されています。
NPPPがあることで、パワープレイをした人に対して、「それパワープレイだよ!」と注意しやすい環境ができているので、とても良いことだと思います。
パワープレイが横行しているグループに属している方はこの記事を話題に挙げて、「NPPP」の考え方を浸透させてみても良いかもしれません。
パワープレイヤーとは距離を置く
嫌な人とは関わらない。
月並みな対策になってしまいますが、あまりにあなたの身の回りのパワープレイヤーがあなたにとってのストレスになる。
注意してもパワープレイをやめないのであれば、距離を置いてしまうのが良いでしょう。
パワープレイをしても周りに人がいるという状況はパワープレイヤーにとってパワープレイを助長します。
距離を置くことで、自分の行動を省みて言動が改善されるかもしれません。
パワープレイヤーのためにも、他でもないあなたのためにもどうしようもないパワープレイヤーとは距離を置くことを最終手段としておすすめします。
流行らせたい言葉「パワープレイヤー」まとめ
今回は流行らせたい言葉「パワープレイヤー」、マウントや同調圧力で周りをモヤっとさせるコミュニケーションを取るひとについて具体例を交えながらお話させていただきました。
今後、パワープレイヤーの具体例を「パワープレイヤー図鑑」としてアップデートしていけたらと思っています!
会社などの公的な組織では横柄な言動がしづらい風潮が大変ゆっくりではありますが、できてきています。
しかし、プライベートではなかなかパワープレイのような周りの人をモヤっとさせる言動を抑制するための考え方がないのが現状です。
関わらなければ良いと思うかたもいるかもしれませんが、地元の友だちやママ友など、時には避けがたい人間関係というものもこの世の中にはあります。
そのため、この「パワープレイヤー」という皮肉を含んだ言葉が世の中に浸透して、個人が自らの言動を省みて、社会を少しでもマウントや同調圧力を認めない風潮がなればと思っています。
この記事が少しでも誰かの役に立てば幸いです。
また、この記事で紹介した言葉や考え方を世の中に広めてくれるお手伝いをしていただけたら幸いです。
デール・カーネギーの本のようなコミュニケーションスタイルをみんなが取る世の中になることを祈っています。
コメント
コメント一覧 (1件)
[…] […]